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再建築不可物件の活用方法:住み続ける・貸す・駐車場にする・売るの比べ方

公開 次回更新予定 2027-03編集責任者 鈴木 章悟

再建築不可物件の活用は、今の建物を活かす(リフォームして住む・貸す)建物を使わずに土地を使う(駐車場・資材置き場・家庭菜園など)建て替えられるようにする売るの4つに分かれます※1。取り壊すと新しい建物は建てられず、固定資産税の住宅用地の特例も外れるため※1、まず今の建物を活かせるかを確かめるのが基本です。
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活用に費用をかける前に、そのまま売った場合の価格を確かめられます。

目次
  1. 活用方法の比較
  2. 建物を残して活かす
  3. 建物を使わずに土地を使う
  4. 建て替えられるようにしてから使う
  5. 使う予定がなければ売る
  6. よくある質問

活用方法の比較

方法 内容 注意点
リフォームして住み続ける 今の建物の範囲内で修繕や内装を変える 建物の構造に影響する大規模なリフォームは建築確認申請が必要で、通らない場合がある
貸す 建物を賃貸に出す 修繕や耐震性の確認に費用がかかりやすい
更地にして土地を使う 駐車場、資材置き場、家庭菜園など 住宅用地の特例が外れ、税額が数倍になる。間口が狭いと駐車場にするのも難しい
建て替えられるようにする セットバック、隣地を買う・借りる、43条の許可を受ける 費用がかかり、隣地の所有者の合意が必要なことが多い
売る 隣地の所有者、投資家、買取業者に売る 一般の買い手には敬遠されやすい

表はLIFULL HOME’Sの解説 ※1 をもとに編集部がまとめたものです。「貸す」の行は編集部の整理です。

出典:※1 LIFULL(LIFULL HOME'S)「再建築不可物件とは?メリット・デメリットや活用方法を徹底解説」

建物を残して活かす

SUUMOは、再建築不可物件は今ある建物をリフォームしながら長く住み続けるのが基本になるとし、建築確認申請が要らない範囲のリフォームなら既存の建物を活かしてできると説明しています※2。LIFULL HOME’Sも、古民家や木造住宅をリノベーションして住まいに仕上げる例が増えているとしたうえで、建物の構造に影響を与える大規模なリフォームやリノベーションには建築確認申請が必要で、申請が通らない場合もあるため事前に確かめるよう勧めています※1。2025年4月からの手続きの変更は 再建築不可のリフォーム で説明しています。

貸す場合も、建物を建て直せない点は変わりません。SUUMOは、再建築不可物件を買う投資家は賃貸などで利益が出るかという観点で判断すると説明しています※3。自分で貸すか、貸すことを前提に投資家へ売るかは、修繕にかかる費用と見込める家賃を比べて決めます(編集部の整理です)。

出典:※1 LIFULL(LIFULL HOME'S)「再建築不可物件とは?メリット・デメリットや活用方法を徹底解説」、※2 リクルート(SUUMO)「再建築不可物件とは? リフォームはできる? ローンは組める? 後悔しないための活用方法」、※3 リクルート(SUUMO)「再建築不可物件は売れる?売却・買取の基礎知識や効果的な販売方法を伝授!」

建物を使わずに土地を使う

LIFULL HOME’Sは、建て替えられなくても駐車場や資材置き場、家庭菜園として使う方法があり、狭い土地や住宅が密集した地域ではコインパーキングの需要もあると説明しています。ただし、更地にすると固定資産税の住宅用地の特例が適用されず税額が数倍になるため、事前に試算するよう勧めています※1

東急リバブルは、建築基準法上の建物にあたらない物置程度であれば設置できるものの、接道の幅が2m以下の土地では駐車場として使うのも難しくなると説明しています※4

建築基準法は、土地に定着する工作物のうち、屋根と柱または壁があるものを「建築物」と定めています※5。コンテナやプレハブでも、土地に定着させて倉庫や住まいとして使うなら建築物にあたる可能性があり、その場合は接道義務の対象になります。置く前に、市区町村の建築指導の窓口で確かめてください(編集部の整理です)。

出典:※1 LIFULL(LIFULL HOME'S)「再建築不可物件とは?メリット・デメリットや活用方法を徹底解説」、※4 東急リバブル(Lnote)「「43条但し書きの許可取得により再建築可」とはどんな物件?わかりやすく解説」、※5 e-Gov法令検索「建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)」

建て替えられるようにしてから使う

LIFULL HOME’Sは、セットバック、隣地を買う・借りる、43条の許可(いわゆる但し書き)を受けるといった方法で再建築できる状態にする選択肢を挙げる一方、費用がかかり隣地の所有者の合意も必要になるためハードルは高いとしています※1。方法ごとの条件は 接道義務と再建築可能にする方法 で説明しています。

出典:※1 LIFULL(LIFULL HOME'S)「再建築不可物件とは?メリット・デメリットや活用方法を徹底解説」

使う予定がなければ売る

LIFULL HOME’Sは、現状のままでも購入を希望する人や投資目的で買いたい人が一定数いて、リノベーションや土地活用を目的とした購入者もいるため、再建築不可でも売れるケースは少なくないとしています※1。一方、東急リバブルは、建物のない再建築不可の土地は、隣地の所有者などその土地の利用価値を改善できる人以外には買い手になりにくいとしています※4。建物を壊す前に売るほうが、買い手の幅は広く保てます(編集部の整理です)。売り先ごとの価格の目安は 再建築不可の売却相場 、隣地への売り方は 隣地に売る方法 で説明しています。

法令の記述は、2026年9月時点で有効な条文(e-Gov法令検索で確認)にもとづいています。

出典:※1 LIFULL(LIFULL HOME'S)「再建築不可物件とは?メリット・デメリットや活用方法を徹底解説」、※4 東急リバブル(Lnote)「「43条但し書きの許可取得により再建築可」とはどんな物件?わかりやすく解説」

よくある質問

再建築不可の土地を駐車場にできますか?
建物を取り壊して駐車場にすることはできます。ただし、住宅用地の特例が外れて固定資産税が上がり、間口が狭いと車の出入りが難しい場合があります。
再建築不可の土地にコンテナハウスやプレハブは置けますか?
土地に定着させ、屋根と柱または壁があるものは建築基準法上の建築物にあたる可能性があり、その場合は接道義務の対象になります。置く前に市区町村の建築指導の窓口で確かめてください。
再建築不可の家は貸せますか?
貸すことはできます。建て直せないため、修繕や耐震性の確認にかかる費用と、見込める家賃を比べて判断してください。

出典

  1. LIFULL(LIFULL HOME'S)「再建築不可物件とは?メリット・デメリットや活用方法を徹底解説」(2026年5月18日更新) https://www.homes.co.jp/satei/media/entry/cont/sale_00075 /確認日 2026-09-20
  2. リクルート(SUUMO)「再建築不可物件とは? リフォームはできる? ローンは組める? 後悔しないための活用方法」(2025年11月26日更新) https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chukoikkodate/ck_sagashi/saikenchiku_fuka_bukken/ /確認日 2026-09-20
  3. リクルート(SUUMO)「再建築不可物件は売れる?売却・買取の基礎知識や効果的な販売方法を伝授!」(2025年2月27日更新) https://suumo.jp/baikyaku/guide/entry/saikenchikuhukabukkenn /確認日 2026-09-20
  4. 東急リバブル(Lnote)「「43条但し書きの許可取得により再建築可」とはどんな物件?わかりやすく解説」(2026年5月14日更新) https://www.livable.co.jp/l-note/question/5702/ /確認日 2026-09-20
  5. e-Gov法令検索「建築基準法(昭和二十五年法律第二百一号)」(令和8年5月27日施行時点) https://laws.e-gov.go.jp/law/325AC0000000201 /確認日 2026-09-20
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出典:株式会社ネクスウィル「ワケガイ 公式サイト(よくあるご質問・物件カテゴリ)」(確認日 2026-09-20)

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